桜の花が咲く季節となり、4月から新生活を迎える方も多いと思います。
ワクワク、ドキドキの一方、新しい環境で廻りの人と慣れるまで、結構時間がかかったり、気疲れしたりします。
そんな時、絵本が気持ちを穏やかにしてくれる特効薬になります。
情報ライブラリーでは、男女共同参画の視点で集めた絵本がたくさんあります。
お仕事や学校帰りにぶらっと、絵本を読みにきてください。ストレス解消になります。
いろんな絵本がありますが、今回は新着の3冊、子どものトラウマ治療のための絵本シリーズを紹介します。
①
「こわい目にあったアライグマくん」(マーガレット・M・ホームズ/作 キャリー・ピロー/絵)
ショッキングな出来事を目撃し、二次被害を受けて苦しむ子どものための絵本。
②
「さよなら、ねずみちゃん」(ロビー・H・ハリス/作 ジャン・オーメロッド/絵)
男の子が周囲の見守りの中、可愛がっていたペットのねずみとの死別を受け入れていくお話。
③
「ねぇ、話してみて!」(ジェシー/作・絵)
性虐待を受けた当事者の女の子が描く絵と文。「世界中のみんなへ」と彼女は冒頭で呼びかけます。
同様のことを経験している人は、もう子どもじゃない人もたくさんいると思います。
トラウマに苦しむ人の気持ちにより添える寛容な大人でありたいと思わせてくれる絵本です。