いつかの新聞に、新世代ロボットの開発者の記事があった。
ロボットには2種類あって、私も愛用する“お掃除ロボット”のように 人間の代わりに仕事をするものと、人型ロボットのように感性を重視し、人間の心のサポートなどに役に立つようなもの。
老人介護施設のお年寄りからは、そのロボットとの会話によるコミュニケーションより、ロボットの“手をあたたかくしてほしい”という要望があるとか、子どもが人型ロボットに抱きつくとロボットが喜ぶようにすると、子どもたちが毎日会いにくるようになるとか。
それに衝撃を受けた開発者は、会話以外のコミュニケーションによって、人が感じる寂しさや誰かから承認されたい欲求を満たすロボットにしたいと。
今年春に孫が初生まれ、時々すてっぷの授乳室利用にやってくる。かわいい盛りの姿に会うのが楽しみで、ふわふわのあたたかい赤ちゃんの手のぬくもりと笑顔は、いくら見ていても飽きないし、最高の癒しだ。ロボットのぬくもりにはかなわないはずだが、家電好きな私は、あたたかい手のロボットを買ってしまうかもしれない。
次の世代は、人とロボットの共生や、ロボットの人権?を考える世界になっていくのかも・・・と複雑な思いがした。
K.M